高垣忠一郎さん講演会「競争社会の忘れもの〜自分を愛する心を忘れていませんか〜」

開催日2週間前には、20数名の予約しかなく、青ざめていた私。
それまでに、4000枚以上のちらしを協力先にお願いしたり、配布したり、
当日清算のチケットも500枚は発送していました。

それなのになぜ・・・?
と天を仰ぎたい気持ちでした。

それからまたスタッフみんなで最後のお願いをしたり、(選挙カーみたい)
思いつくかぎりのところへお誘いの声をかけたりして・・・、

5日前に60名になり、2日前に80名、前日に100名を越して、
いよいよ当日、
スタッフを含め約150名が、参加しました。

席がつぎつぎに埋まっていくのを見ていて、
胸が高鳴りましたよー。
お越しくださった方に、感謝の気持ちでいっぱいです。




高垣先生の講演は、思ったとおり心に強く響くものでした。
うまれつき片方の耳に障害をもつ先生が、
補聴器をつけてカウンセラーという人の話を「聴く」仕事を30年以上も続けてこられました。

「でもね、耳に障害がなかったら、もうそれはこの私ではなく、まったく別の人間なんです。」
「そして、私は耳に障害のある、病気ももっているこの私でよかったと思っている。」

人生のゴールは目に見える業績ではなく、その人が自分を生ききること。


すごい業績を残す人に、人は驚嘆する。
負の部分を抱えながら一生懸命生きている人に、人は共感する。

人の生き方は、比べようもなく独自のものなんですね。